最近、長期投資を前提と株式投資をしながらも、並行して短期的な取引で利益を上げたいと思うようになり、日経225先物取引が気になり始めました。
なぜ日経225先物取引というと、基本的には国内の株式投資を中心に取引していますので、できる限り関連性のある同じ国内の株式相場の中で取引をしたいと思ったからです。為替などは海外の事情も考えなければなりませんし、FXにおいてはペアの種類が多すぎでどれを取引するべきかわかりません。
といいながらも、先物取引は取引単位が高くて、大幅に損失を被るリスが高いというイメージがあったので、FXはかじりながらも先物取引だけは見て見ぬふりを決め込んできました。
実際のところ、先物取引=大損=危険という私の勝手なイメージが出来上がったのは理由があります。
というのも、取引単位の比率を見れば、かなりの高額であるためです。
どれくらいかというと、
日経225先物で取引価格1000倍
日経225先物miniで取引価格の100倍
となっています。
±100円の変動があった場合、1枚だけ購入しただけでも、日経225先物で±100,000円、日経225先物miniで10,000円です。
±1,000円ならその10倍です。考えただけでも恐ろしい・・・。
いやいや、為替とはボラリティ(価格変動の度合い)が違うから比較にならないでしょ! と突っ込まれそうですが、一見穏やかに見える日経平均の値動きも、最近では経済的な動向が激しく、相場の動きも荒っぽい展開が見受けられます。
最近ではトランプショックが一番の大相場だったでしょうか。その後のトランプ相場で利益を上げた投資家も多いと思いますが、大統領選挙当日と次の日の株価指数と為替の乱高下がすさまじかったのは今でも覚えています。
この乱高下したタイミングで、先物取引をしていたら・・・と考えると背筋が凍りますね。
目次
日経225CFDなら取引単位10倍で取引可能
でも日経225先物取引がしたい! という溢れるばかりの金銭欲気持ちを抑えながら、冷静に考えてみたところ、日経225CFDなら取引単位も10倍と、先物取引に比べれば低いので、これなら無理なく始められそうだということに気が付きました。※GMOクリック証券が提供するCFDの場合です。
改めて比べてみると
日経225先物で取引価格1000倍
日経225先物miniで取引価格の100倍
日経225CFDで取引価格の10倍 ※GMOクリック証券が提供するCFD取引の場合
となります。取引単位の差がわかりますね。
例えば日経225CFDの価格が20,000円なら、1ロットで200,000円の取引になります。
先物なら20,000,000円、miniで2,000,000円なので、差は明らかですね。
取引単位がめっちゃ低いっすね! とテンションが上がりそうですが、無理な取引をすれば大きな損失をこうむるので注意しましょう。
先物・miniと比べてしまうと錯覚してしまいますが、リスクがある取引であることは忘れないでください!
日経225CFDはFXと同じ差金決済取引
ところでCFDって何? と思われる方もいると思いますんで、かなり簡単に説明しますと、Contract For Differenceの略で、日本語に訳すと「差金決済取引」となります。
FXと同じで、証拠金としてお金を取引業者に預け入れて、それを元手にしてレバレッジをかけて取引するのです。
取引によって生まれた損益の差額分だけをやり取りします。だから差金決済取引というのですね!
今では日本に広く普及しているFXも、実はこのCFDの一種なのです。
取引する対象が為替というだけで、中身はCFDなのです。
つまり、日経225CFDというのは、CFDの対象が株価指数ということになります。
もちろん、原油や金などもCFDの対象になりますので、取り扱っている業者であれば売買することが可能になります。
なので、FXを取引する感覚で日経225が取引することができます。先物取引よりもハードルが低く感じますね。
日経225CFDのメリット
もう日経225CFDを始める気満々の私ですが、ちょっとあらためてこの日経225CFDメリットを整理してみることにしました。
メリットを確認しながら、なぜ日経225CFDをしなければならないのかを、もう一度考えてみました。
取引単位が10倍
最初に確認しましたが、取引単位の比率が先物取引よりも低いので、比較的安全に取引ができます。
再度お伝えしますが、元手以上の取引ができてしまう時点でリスクがあるので油断はしてはいけません!
さすがに取引単位1000倍の先物取引をいきなり始めるのは、かなりハードルが高いです。
価格変動が1円あっただけで、±1,000円の損益ですからね・・・。
日経225CFDなら取引単位が10倍で始められるので、初心者のかたでも安心して取引ができます。
日経225CFDで最小単位1枚だけ購入して取引した場合、1円の変動で発生する損益は10円です。100円の変動で1000円です。経済ショックで1000円の変動が発生しても、損益は10000円です。これが先物取引なら目も当てられませんね。
1円刻みで取引可能
日経225先物は呼び値が10円、日経225先物miniは呼び値が5円です。
言い換えると10円単位、5円単位で相場が変動します。先物取引で10円、5円の単位はかなり大きいです。
日経225CFDの場合は呼び値が1円です。かなり小刻みに売買できます。チャートの動きも結構細かく動きます。
損益も細かく決済できますので、これならリスク管理もしやすいですね。
小資本で取引可能
日経225先物と日経225先物miniは、それぞれ売買単位となる1枚を購入するだけでそこそこの資金が必要になります。
今なら日経225先物で約60万、日経225先物miniで約6万円です。
そもそも資金不足なら先物取引なんかするな! というご指摘がとんできそうですが、まずは低予算・低レバレッジで取引の技術を磨いていくことが目的なので、そのあたりは許してください!
日経225CFDなら、1ロット(先物取引でいうところの1枚)購入するのに必要な証拠金は、大体株価指数と同額になりますので、このブログをリリースした2017年8月初旬なら20,000円くらいあれば購入可能です。
実際には証拠金維持率が関わってきますので、余裕をもって口座には入金しましょう!
先物取引の口座開設の審査基準は厳しい
先物取引はプロがする金融取引というイメージが強いですが、実際に投資経験と保有資産がないと、証券口座の審査に受かりません。
非常にリスクが高い取引なので、証券会社の立場としても、危険性を十分理解していない投資家には口座を開設できないのです。
一方、比較的CFD取引の口座は、開設審査が厳しくありません。
私自身、ほとんど資産も経験もない状態のときにCFDの口座の開設ができましたので、おそらく先物取引よりも始めやすいと思います。
まず、小さいリスクで始めるという意味で考えても、CFD取引はピッタリのサービスです。
日経225CFDで経験を積んだら、日経225先物・日経225先物miniを始める
さて、CFDのメリットを確認してきましたが、目的としては日経225先物・日経225先物miniにステップアップするために場数を踏むことです。
値動きとしては三つは共通した動きをするので、日経225CFDで経験を積んでトレードの腕前を上げてから先物取引に進出するというのが私が考えた戦略です。
ただでさえリスクが高い取引なので、可能な限りハードルを下げて無理なく始めたほうが現実的です。
スマホアプリで日経225CFDが取引できる取引業者を選ぶ
先物取引はパソコンで取引が可能ですが、タイムリーな取引が求められる場合は、スマホアプリを使うと便利です。
先物取引のアプリを提供している取引業者は結構ありますので、トレードをする環境は整っています。
一方、CFDはパソコンでの取引は不自由しないのですが、スマホ用のアプリの提供はまだまだ少ないので、限られた取引業者の中から選ばなくてはなりません。
その中で、私が絶対おすすめしたいのがGMOクリック証券です。
なぜオススメするのかというと、CFD専用のスマホアプリは提供されている点と、証券口座1つがあれば、株式、FX、先物取引など、複数の金融取引ができてしまうという点です。
1つの口座があれば複数の取引ができてしまうのはかなり便利ですし、先物取引へのステップアップも容易に可能になります。
資金管理もしやすいので、CFD取引をする場合は、私も実際にGMOクリック証券を利用しています。
興味のある方は、ぜひGMOクリック証券をチェックしてみてくださいね。
総合証券口座を開設すると、CFD取引ができるようになります!
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