障がい者支援

昭和・平成時代の障がい者就労の花形は印刷業だったが、令和時代はIT・プログラミングへ

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障がい者の方の就労環境は、時代と共に大きな変化を遂げようとしています。

今回、障がい者の方で、「転職したい」「新しい分野で挑戦をしてみたい」「自分の可能性を試してみたい」と思われている方のために、移り変わる時代の中で、これからの障がい者就労の在り方について、何かのヒントになればいいなと思い、この記事を書きました。

現在、一般就労をしている、A型事業所・B型事業所に努めている、もしくは障がい者になったが、回復したため就労移行支援を受けられる段階になった方、様々な状況にある方にも、ぜひ読んでいただければと思います。

障がい者就労のかつての花形は印刷事業だった

障がいを持った方の就労支援は昭和の時代から存在していて、戦後から徐々に発展していった流れがあります。

社会福祉法人などが中心となって、雇用の機会を提供することを目的として、主に製造業での事業を展開する施設が作られました。

特に製造の中でも、印刷事業はとても需要があるため、今に至るまで全国的に社会福祉法人でも事業が行われています。昭和はまだパソコンやスマホは存在していないため、紙媒体が情報のやり取りをする上で中心でしたので、仕事はたくさんあったといえると思います。

印刷事業は、営業、DTP、出力、印刷、製本など作業工程が細分化しており、作業内容に応じて、知的障害・身体障害・精神障害など幅広い当事者が業務にあたることが可能です。

そういった理由もあり、昭和から平成にかけて、印刷事業は障がい者就労の場としてはなくてはならない存在だったといえます。

しかし、印刷事業は衰退の一途をたどっている

昭和から平成へと時代が変わり、平成の時代は「IT革命」という言葉が生まれ、世界的にもパソコンやスマートフォンといった機器が世界中に普及しました。ありとあらゆる分野で発展した時代だったといえるでしょう。

印刷物がパソコンやスマホによるデジタル化によって需要が減り、メールやPDF文書、映像などで情報がやり取りされる機会が増えてきました。

とりわけコロナウイルスが世界中の生活様式を変えるほどの影響を与えた経緯もあり、紙媒体でのやり取りをする機会はさらに減少してきています。

印刷物の需要が減れば、当然事業は縮小して雇用は生まれにくくなります。これは印刷業を行っている社会福祉法人も影響を受けることは当然のことで、新規採用が減り、給与の伸びも悪くなってしまいます。

では、これからの時代に求められる、障がい者就労の場とは何でしょうか。

就労移行支援は、徐々にITが本格的に参入してきた

就労移行支援という障害者総合支援法に定められた障害福祉サービスが誕生して10年以上経ちましたが、立ち上がった当初から、パソコンを使ったITスキルの習得を目的とした支援カリキュラムは、事業所によっては存在していました。

さらに令和の時代は、SNSを使って自分から情報発信することがさかんに行われるようになりました。さらに教育の面では子供のころからプログラミングを学ばせる流れが来ており、今までのようにIT技術を享受するだけではなく、それらを使って自ら情報発信をする、もしくはIT技術を学んで自ら創る人材が求められるようになりました。

現在、就労移行支援の中でも、ITスキルを身に着けるカリキュラムは幅広く取り入れられています。まさに時代にあった支援といえると思います。基本的なスキルは当然ですが、さらに発展するとDTPの仕事をこなすことが出来ます。

パソコンで印刷物を作成することを、DTPといいますが、組版やデザインなど技術が求められる分野ではありますが、パソコンの使い方に慣れれば、障がいの有無にかかわらず多くの人が仕事に取り組むことが出来るため、障がい者支援施設でもオペレーターとして働いている障がい者の方はたくさんいます。

ITスキルに明るい利用者の方の中には、しっかりと勉強をして技術を身に着けて、DTPオペレーターとして社会に出た方もいるはずです。

就労移行支援に、ついにプログラミングの波がやってきた

前述の通り、印刷物の需要が減っているということは、DTPの業務の需要も減ってきている可能性があります。

パソコンによるデータ入力や表計算ソフトを使った資料作成など、需要はありますが多くの人が出来ますので、障がい者就労の場といえども、今後も仕事があるとは限りません。

ですが、今後かなりの需要が見込める分野があります。

それは何か。ずばりプログラミングです。

プログラミングといっても種類は多岐にわたりますが、一般的なITスキルからさらに上の段階に発展したITスキルと考えてもらえればいいと思います。

もちろん、それぞれの障がい者の方の適性がありますので、全ての方がとりくめるわけではないかもしれません。ただ、データ入力もDTPもプログラミングも、椅子に座ってパソコンで作業をするということには変わりがありませんので、車に乗って生活している方もできるため、多くの方が取り組める可能性を秘めています。

プログラミングの必要性・需要が増してきてる時代を移すかのように、就労移行支援のサービスとして、プラグラムを教える事業所も誕生してきています。

下記リンクのジョブトレIT・Webという就労移行支援サービスでは、カリキュラムの中で未経験からプログラミングを学べるコースが用意されています。

 

このように、就労移行支援のサービスでも、プログラミング教育が取り入れられてきており、世の中に求められるスキルであることをうかがい知ることができます。

時代が進むにつれて、障がいがある無し関わらず、求められるITスキルも変化してきています。

就労移行支援でプログラミングを学ぶと、多額の学費がタダになるかも

原則として、就労移行支援の利用は2年しか利用できません。例外として延長できる場合もあるようですが、条件があるようです。

この2年という期間をどのように利用して、どのようにスキルを身につけていくべきか。

プログラミングは、スクールに通ってしっかり学ぼうと思うと、かなりの学費がかかるのが現実です。最近はオンラインでのスクールが充実してきていますが、学費は1年間で100万近くかかるところがざらにあります。一般的に、プログラミングスクールの学費はかなり高いと思います。

なぜなら、それだけ高度なスキルを教えているので、講師の人件費も高く、カリキュラムを作るために多額の費用が掛かっていることが想像できます。

そもそも、プログラミングは、工業系の大学を出たような秀才が扱うような高度な職種というイメージが強いと思います。大学を出ないと学べない。高嶺の花といわれるよう学問と思われていました。

しかし、現代はITを取り巻く多くの環境が進化したため、誰でもプログラミングを学ぶことができるようになりました。これもインターネットの技術が進歩したおかげともいえるでしょう。

さらに、就労移行支援ならプログラミングスクールの学費がタダになる可能性があります。あくまでも就労移行支援は、福祉サービスの利用料を払えば利用できるわけですが、多くの場合は福祉制度のおかげで利用料が無料になる場合が多く、一般的に1年間で100万近くかかるプログラミングスクールの学費が無料になる可能性があります。

これは福祉制度を最大限に有効活用した例とも言えるでしょう。自身が持っている興味と能力を、プログラミングに賭けてみる価値はあるのではないでしょうか。

就労移行支援を受けるチャンスがあるならプログラミングを検討してほしい

繰り返し言いますが、就労移行支援は、基本的に人生の中で1回しか受けることができません。

自身の適性に合わせて、どういったことができて、できないのかは、支援専門員がアセスメントを通してアドバイスをもらいながら、チャレンジできそうな分野を見つけてもらい、訓練を積んでいくのが就労移行支援を受けるのが一般的な流れですが、就労につながりやすいIT分野で活躍できそうなのであれば、一番高度なプログラミングにチャレンジしてほしいと思います。

仮に体得できなくとも、しっかりとしたITスキルを活かしてDTPやデータ入力に転向することも十分可能です。

先ほど上記でも紹介したジョブトレIT・Webという就労移行支援サービスを利用するとプログラミングを学ぶことができるほか、ウェブサイトを作成するためのWebデザイン+Webプログラミングが学べるカリキュラムが用意されています。

場所の制限がありますが、自身の興味に応じて最新鋭のITスキルを学ぶことが可能です。

もし興味があるなら、下記リンクよりチェックしてみてください

↓↓↓

 

 

 







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