ばんしーのブログ

マネー情報(投資・金融)、ビジネス、IT関連、ゲーム、YouTubeなど、何でもありな雑記ブログです

投資・金融

移動平均線と株価の関係について

投稿日:2017年6月7日 更新日:

公開日: 2017/06/07  最終更新日:2017/06/07

相場は取引に参加している投資家たちの思惑を反映して推移していく傾向があります。

チャート分析をしていくと、移動平均線がサポートライン(下値支持線)やレジスタンスライン(上値抵抗線)としての働くケースが多くあります。

では、なぜ移動平均線に近づくと、株価は反発したり反落するのでしょうか?

移動平均線は損益分岐点を示している

移動平均線は、一定期間における株の取得単価の平均値を、時間軸の経過とともに数値をスライドさせながら求めていくものです。

ちょっと考え方を変えると、株を取得した投資家の平均的な取得単価として読み取ることができます。この取得単価の平均値は、例えば日足をもとに集計されれば、毎日更新されていきます。

例えば、25日移動平均線なら、過去25日間に株を購入した場合に平均値が日に日に線となって結ばれていきます。

つまり、過去25日間でいれば、現時点の株価が移動平均線よりも上に位置していれば、平均値よりも高いわけですので、含み益を持っている投資家は多数いるはずです。

逆に移動平均線よりも下ならば、含み損を抱えている投資家が多くいるはずです。

また、仮に一時的な急騰局面で高値掴みをしている場合は、移動平均線の上にあっても含み損を抱えている可能性もあります。

わかりやすいのは、移動平均線とローソク足が一致したタイミングでもし売買していれば、平均値と取得単価が一致しますので、損益の状況が一目でわかります。

この時点で、明日以降の株価が移動平均線の上にローソク足が推移していれば、含み益が発生している状態になります。その逆の状態では含み損を抱えている状態となります。

これは変わりやすい例として挙げましたが、この関係性を見ていくと、移動平均線は過去にその株を買った人の損益分岐点としてみることができます。

移動平均線は上値抵抗線として機能しやすい

移動平均線の損益分岐点としての働きを見ていくと、移動平均線に株価がタッチした後に再び下落する、レジスタンスライン(上値抵抗線)としての働きをする理由がわかります。

例えば、75日移動平均線よりも株価が下にあれば、この75日間の間に株を取得した多くの投資家は含み損を抱えている割合が多いことを占めてしています。

投資家心理としては、損失が拡大するのではないかという不安な心理状態に置かれており、早く株を処分したいと考えている投資家が多いと考えられます。

この状況になると、せめて移動平均線に株価が75日移動平均線にタッチしたあたりで株を処分したいとなります。

なぜなら、75日移動平均線は日々値が変動しているにせよ、この期間に取得した平均値を示しているので、例えば移動平均線の値が100円の時点で100円で購入したとして、その後の下落トレンドに嫌気をさして株を処分したいとなったときに、もとの購入した値である100円まで株価が戻れば株を処分して損失をなるべく±0にしたいと願うはずです。

もし、思惑通りに移動平均線まで株価がタッチしたので株を処分したいと思う投資家がたくさんいて、このタイミングで一斉に処分したらどうなるでしょうか?

当然、移動平均線にタッチした時点で、再び株価が下落する可能性が高くなります。

こういった状況では、移動平均線がレジスタンスラインとして強く意識される要因になるのです。

上値平均線を突き抜ければトレンド転換に発展する場合がある

もし、移動平均線が上値抵抗線として作用している状況下で、突き抜けるように株価が上昇すれば、売り手と買い手の形勢が、買い手優勢となって逆転したと見て取れる場合があります。強気な投資家がぞくぞくと買いを進め始めているとも見て取れます。

そうなると、今まで下降トレンドだったのが上昇トレンドに転換する期待も膨らみ、株価がどんどん上がっていくケースがあります。

絶好の買い場となる可能性を秘めていますので、出来高など他のテクニカル分析も参考にしながら買うべきか検討するといいでしょう。









-投資・金融

執筆者:

関連記事

日経225先物・日経225先物miniを始める前に、日経225CFDで修業しよう

最近、長期投資を前提と株式投資をしながらも、並行して短期的な取引で利益を上げたいと思うようになり、日経225先物取引が気になり始めました。   なぜ日経225先物取引というと、基本的には国内 …

スマホ証券「One Tap BUY 日本株」がリリース!

最近、新しい株取引のサービスということで注目が集まってきているスマホ証券「One Tap BUY 日本株」をご存知ですか?   One Tap BUYは、2016年6月1日グランドオープン( …

no image

チャート分析とは

公開日: 2017/06/07  最終更新日:2017/06/07 テクニカル分析とチャート分析は、同義ではありません。 チャート分析とは、過去の株価の値動きを、価格や時間軸をローソク足などを使ってグ …

no image

テクニカル分析が短期的な投資に向いている理由

公開日: 2017/05/30  最終更新日:2017/05/30 テクニカル分析は長い間、相場の世界で研究と実践が繰り返されてきました。 機関投資家も個人投資家も、どのような立場にあってもテクニカル …

no image

テクニカル分析の基本 - 終値の重要性

公開日: 2017/05/31  最終更新日:2017/05/31 相場の一日の値段の流れとしては、寄付、高値、安値、終値の4つとなります。 寄付と終値は、その日の時間の両端(開始と終了)を示しており …

プロフィール

プロフィール

ばんしー(banshee)というハンドルネームで、ブログやサイト運営、YouTube配信など、自由気ままにやっています。金融・投資・マネーの分野が中心です。

プロフィール

お問い合わせ

Twitter

Instagram → mr.banshee357

YouTube → ばんしー

カテゴリ一覧

カテゴリ一覧

私も利用してます↓